地球を育む遥かなる大河「アマゾン河」。マナウス日本人学校は、アマゾンに広がる雄大な自然の中で、子どもたちの豊かな感性を育みます。

学校長挨拶

　　

　マナウス日本人学校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。

　本校は、マナウス日本文化振興会を運営母体として、昭和５８年４月に当時の文部省から日本人学校の承認を受け開校いたしました。昨年で創立４０年目を迎えました。

　このような歴史を刻むことができましたのも、ブラジル連邦共和国の深いご理解ならびに在マナウス日本国総領事館、マナウス日本文化振興会の物心両面からの支援のおかげと、心より感謝申し上げます。

　本年度も「自ら進んで学びとる子ども（知）」「礼儀正しく思いやりのある子ども（徳）」「心と体を鍛える子ども（体）」という教育目標を掲げ、日系人社会やマナウス日本文化振興会および保護者のみなさまのご理解・ご協力のもと、児童生徒の育成を進め、グローバル社会で活躍できる資質を備えた、心身ともに健全な児童生徒を育成して参りたいと考えております。

　また、本校はこれまでコロナ禍で、形を変えながら学校行事を行っていました。今は感染者が激減し、これまで受け継いできた個性豊かな行事を通して、学校、家庭、地域が一体となって子どもたちを育てる環境が戻ってきました。笑顔あふれる学校生活を送れるよう、安全安心な学校づくりを最優先しながら、さらに充実した学校行事を行ってまいります。

　その教育活動を展開する上で、以下の大きな特色があります。

　1つ目は、日本からの駐在員子弟が学ぶ「全日コース」と、マナウス在住日系人子弟が学ぶ「日本文化コース」の存在です。現在「全日コース」には１６名、「日本文化コース」には１５名の児童生徒が在籍しております（令和４年４月現在）。日本とブラジルの両国の文化や生活習慣が融合した環境の中で、先生と児童生徒という関係や、国籍の違いを超えて、ともに今の時代をマナウスで生きる人間としての崇高な絆で結ばれていることを実感しております。

　２つ目は、小中の児童生徒がともに学ぶ環境の中、小学部においても多く教科担任制を採用し、高い専門性を持つ先生たちを最大限にいかすことで、深い学びを得る効果を感じております。

　みなさまには今後もご理解とご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

マナウス日本人学校　校長　八幡　良一（２０２１（令和３）年度派遣）

学校教育目標

 

---

沿革

日課表（小学部）　日課表（中学部）