マナウス日本人学校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。

本校は、マナウス日本文化振興会を運営母体として、昭和58年4月に当時の文部省から日本人学 校の承認を受け開校いたしました。今年で創立38年目を迎えます。 

 このような歴史を刻むことができましたのも、ブラジル連邦共和国の深いご理解ならびにマナウス日本文化振興会のみなさまの物心両面からの支援のおかげと、心より感謝申し上げます。

本年度も「自ら進んで学びとる子ども(知)」「礼儀正しく思いやりのある子ども(徳)」「心と体を鍛える子ども(体)」という教育目標を掲げ、日系人社会やマナウス日本文化振興会および保護者のみなさまのご理解・ご協力のもと、児童生徒の育成を進め、グローバル社会で活躍できる資質を備えた、心身ともに健全な児童生徒を育成して参りたいと考えております。 

本校では、情報化・グローバル化が加速する社会において、新学習指導要領の趣旨に鑑み、「過去から脈々と受け継がれてきた教育活動」と、「これからの時代を生き抜くために必要な資質能力を育成する特色ある教育活動」を学校教育の両輪にすえ、本校ならではの教育を推進して参ります。

その教育活動を展開する上で、以下の大きな特色があります。

1つ目は、日本からの駐在員子弟が学ぶ「全日コース」と、マナウス在住日系人子弟が学ぶ「日本文化コース」の存在です。現在「全日コース」には10名、「日本文化コース」には11名の児童生徒が在籍しております(令和3年4月現在)。日本とブラジルの両国の文化や生活習慣が融合した環境の中で、先生と児童生徒という関係や、国籍の違いを超えて、ともに今の時代をマナウスで生きる人間としての崇高な絆で結ばれていることを実感しております。

2つ目は、小中の児童生徒がともに学ぶ環境の中、小学部においても一部教科担任制を採用し、高い専門性を持つ先生たちを最大限にいかすことで、深い学びを得る効果を感じております。

 みなさまには今後もご理解とご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


        マナウス日本人学校 校長 八幡 良一(2021(令和3)年度派遣)

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校長挨拶