第41回学習発表会

 11月8日、第41回学習発表会を開催しました。
 低学年(小1~小5)は、日本の伝統芸能である落語の「寿限無(じゅげむ)」を題材とした
劇を披露しました。全日コースの児童だけでなく、日本文化コースの児童も、寿限無の長い
名前をしっかりと覚え、一生懸命に演じる姿に会場から大きな拍手が送られました。
 高学年(小6~中3)は、ブラジリアへの修学旅行で学んだことをもとに、日本とブラジルの
つながりを劇にしました。劇中では、高学年伝統のソーラン節も披露し、会場は大いに盛り
上がりました。
 音楽発表では、低学年が自分たちで描いた動物の絵を「手のひらを太陽に」の歌に合わ
せて披露したり、「いろんな木の実」を歌と楽器で楽しく演奏しました。高学年は、ブラジルで
親しまれている「Super Fantástico」を、文化コースの生徒が全日コースの生徒にポルト
ガル語を教えて、一緒に歌いました。さらに、ジャズ風にアレンジした「Happy」を鍵盤ハーモ
ニカで合奏し、軽快な音色で会場を魅了しました。最後の全校合唱では、色とりどりのTシャ
ツを着て「虹」を合唱し、会場いっぱいに笑顔が広がりました。
 また、あさがお幼稚園やジョゼフィーナ校、サーレス日本語学校、西部アマゾン日伯協会日
本語講座の皆さんの発表もあり、今年もとても充実した発表会になりました。
 児童生徒は約1か月前から練習を重ね、この日に向けて頑張ってきました。本番ではその努
力がしっかりと実を結び、やり遂げた達成感に満ちた表情がとても輝いていました。