修学旅行
9月24日から26日にかけて、小学部6年生と中学部全学年の計11名が、2泊3日の
修学旅行でブラジリアを訪れました。マナウス日本人学校では3年に一度、修学旅行を
実施しています。
初日は、なんと前日から雨季が始まったばかりのタイミングで、ガイドさんによると約4か月
ぶりの雨とのことでした。車窓から市内を見学していると、次々とユニークな建造物が現れ、
事前学習で学んだ建物を実際に目にすることで、大きな感動を味わいました。
二日目は、日系の方が経営されている農場を訪問しました。広大な敷地で行われる農業に
ついて、センターピボットの灌漑技術や、バナナの栽培から収穫までの流れを丁寧に説明して
いただきました。さらにトラクターやコンバインへの乗車体験もあり、農業の現場を肌で感じる
貴重な機会となりました。
最終日の午前には、ステンドグラスに囲まれた美しいブラジリア大聖堂を見学し、お土産屋
さんでの買い物も楽しみました。その後、三権広場や、上院・下院のシンボルが印象的な
国会議事堂を訪れ、実際に本会議場の中まで見学することができました。午後は日本大使館を
訪問し、公使との懇談の機会をいただきました。児童・生徒は緊張した面持ちで臨みましたが、
公使の温かいご対応により、次第に表情も和らいでいった様子でした。最後は、JICAのプロ
ジェクトサイトである「ゴミゼロ運動」を行っている現地校を訪問し、ブラジルのゴミ処理の現状
やプロジェクトの内容について、詳しく学ぶことができました。
三日間を通して、学びと感動が詰まった、かけがえのない思い出となる修学旅行になりました。